森精機 MV-653-50 立型マシニングセンタ MAPPSⅡ対話

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森精機 MV-653-50 立型マシニングセンタ 2005年 査定・買取させていただきました。


森精機 立型マシニングセンタMVシリーズは中型マシニングセンタの頂点。剛性のある主軸とベッド・スライドを併せ持つ高性能・高剛性マシニングセンタ。


全閉のコンプリートカバー仕様です。

開口時の間口は1430mm


ペンダント式 操作の標準化を推進するために森精機が開発した統一操作盤
CNC装置は MSX-501  MAPPSⅡ対話
FANUC-18iMBをベースとしたCNC装置。プログラム記憶容量320M。

・テーブル寸法は1700x650mm テーブル最大積載 2トン。
テーブル上面綺麗です。



・本格的なベッド型で、高精度・重切削加工を安定維持する確かな剛性。ベッド幅は1420mmと余裕を持った構造。X軸Y軸Z軸ともにφ45mmのボールねじを採用しております。Y軸は左右両端の太いガイド2本と、中央Y軸ボールネジ左右に配列された細いナローガイド2本、合計4本のスライドガイドで精度の向上を実現。


・ベッドとサドル、サドルとテーブル摺動面の間にエアと潤滑油を送り込み、荷重を低減する半浮上方式が新たにX軸Y軸に採用されました。早送り24m/minと高速送り、高速切削が可能になっております。

 

主軸ベアリングφ100mm
オイルジャケット冷却・・主軸周りに油溝があり冷却された油を通すことにより冷却される機構を持っています。オイルは循環冷却。・主軸ギヤ2速。
主軸冷却用オイルクーラーを標準で装備。 主軸回転数6,000rpm。(主モーター18.5/15kw) 
10kgのツールを3秒で交換 切削タンク1100L
タッチセンサ受光部(ワイヤレス式)
書類は全部揃ってます

 

最後にカタログに載っているスペック一覧です。

森精機 MV-653-50 (2005年) カタログスペック表
 ストローク X軸(テーブル左右) 1530mm
Y軸(サドル前後) 660mm
Z軸(主軸頭上下) 650mm
テーブル上面~主軸端面 200-850mm
テーブル 作業面 1700x660mm
最大積載 2,000kg
 主軸 回転数 6,000rpm(OP10,000、15,000)
主軸ベアリング φ100mm
テーパ穴 No,50
モーター (30分/連続) AC 18.5/15 kw
送り速度  早送り XYZ: 24m/min
切削送り XYZ: 0~24m/min??
 ATC ツールシャンク BT50 (OP:HSK-A100、CAT50、DIN50)
収納本数 30本(OP 40,60本)
ツール to ツール (時間) 2 秒
タンク 切削タンク 1,100L
所要動力源  総電気容量 48.1 kVA
空気圧源 0.5Mpa 300L/min
 機械の大きさ 幅 (所要床面) 4150mm
奥行 (所要床面) 4482mm
3327mm
高 (輸送時) 低床トレーラー
重量 16,000kg

※2008年当時のカタログ数値です。年式によって数値が少し変わる場合があります。

あとがき・・森精機ロングセラー商品です。これまでMori Viritical=MVの冠の付く機種は数多くラインナップされましたが、本当に機械剛性を持ったMVシリーズは45・55・65(MV-45A・MV-45B・MV-55A・MV-55B・MV-65A・MV-65B・MV-80A・MV-80C・MV-80C・・・後に続くMV-653・MV-1003)が本当の森精機MVと言えるでしょう。MV-653はヘッド型構造しています。BT40モデルの主軸ベアリングはφ80mm。BT50モデルの主軸ベアリングはφ100mm。剛力です。XYZ3軸ともに角すべり摺動面。φ45mm大径のボールネジ。森精機 MV-653は、重切削を安定して精度維持出来るマシンです。10年落ち、まだまだ経っても良い機械と思います。MV-45・MV-55・MV-65・MV-80・・・これらの名機が廃盤になった今、MV-653は角摺動面を採用した普及型のマシニングセンタとして数少ない機種になります。MV-653は大変人気があり販売台数も多いマシンです。部品加工からモールドベース加工などまで幅広く多くのユーザーに支持されている1台です。我々もバンバン買い取りしている機械です。

 

この商品は【売約済み】です。


我々はバンバン買取している機械です。
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