森精機 SV-50/40 立型マシニングセンタ

 

森精機製作所 SV-50/40
立型マシニングセンタ 1996年式 査定・買取しました。


 森精機 立型マシニングセンタ SVシリーズは1995年頃にデビューした、
高効率・高精度、高性能マシニングセンタです。
 SV-50には
BT40モデル SV-50/40 と BT50モデル SV-50/50があります。
いずれも高速10,000rpmスピンドルを搭載した高速加工機になります。


高速回転スピンドルを搭載しているため、全密閉式のカバーになります。
また、正面の扉は新採用された2枚スライド扉。
開口時の間口は1075mm

CNC装置はMSC-518
FANUC-18MB
テープ記憶長は320m
津田駒のRNCM-251RのNC円テーブル。Gコードで直接指令。
XYZ軸3軸ともにリニアガイド、超重加重型リニアのボールガイド(ころがり案内)です。また、XYZ3軸ともに16mmハイリードボールネジと高速サーボモーターを採用。XYZともに早送り速度32m/min。切削送りは16m/min を実現しております。
テーブル 1100x600mm
テーブル最大積載 1トン
リニアガイド
森精機のオイルエア潤滑は「ミクロンルブ潤滑」という冷却された超微粒オイルをベアリングに吹きかける方式と「オイルジャケット冷却」・・主軸周りに油溝があり冷却された油を通すことにより冷却される2つの冷却機構を持ったハイブリッド冷却方式です。この主軸冷却用のオイルは循環しません。回収循環しない為、オイルは消費しますが省エネ運転ができます。
φ80mm主軸ベアリング 主軸回転数10,000rpm
   
ATC30
   
 チップコンベア  タッチセンサの主軸アダプタ
   
 BIG LC SENSOR  
   書類揃ってました◎

  ・ 次にフレーム構造と主軸です。

参考:F-M2-40構造


参考:SV-500/40構造

 SV-50は主軸ヘッドはラム型ヘッドを採用しています。BT40モデルの主軸ベアリングはφ80mm。BT50モデルの主軸ベアリングはφ100mm。これは剛力でおなじみの 森精機 MV-45 40番テーパーシャンクモデルと同サイズ。超重加重型リニアのボールガイド(ころがり案内)と、XYZ3軸ともに16mmハイリードボールネジと高速サーボモーターで高速な動作が可能。
森精機SVシリーズは高効率・高精度の時代をリードする先進のマシニングセンタです。
高速主軸・送り・ATCなどあらゆる駆動系に最高レベルの高速仕様です。

最後にカタログに載っているスペック一覧です。

森精機 SV-50(1995年) カタログスペック表     [オプション]
 ストローク X軸(テーブル左右) 800mm
Y軸(サドル前後) 510mm
Z軸(主軸頭上下) 510mm
テーブル上面~主軸端面 150-660mm
テーブル 作業面 1100x600mm
最大積載 1,000kg
 主軸 回転数 10,000rpm [ 20,000 ]
主軸ベアリング φ80mm
テーパ穴 No,40
モーター(30分/連続) AC 22/18.5 kw
送り速度  XYZ 早送り 42,000 mm/min
XYZ 切削送り 1~6000mm/min
 ATC ツールシャンク BT40
収納本数 20 [ 30, 40 ]
ツール to ツール (時間) 0.9秒
タンク 切削タンク 280L
所要動力源 総電気容量 47.1 kVA
空気圧源 0.5Mpa 300L/min
 機械の大きさ 幅 (所要床面) 2347mm
奥行 (所要床面) 2580mm
2850mm
高 (輸送時) 2820mm
重量 6,800kg

※1996年当時のカタログ数値です。年式によって数値が少し変わる場合があります。

あとがき・・古い機械になりますが、この後に登場するマシニングセンタ森精機NV5000シリーズの原型(根本となる)と部分がたくさんあります。この後にリリースされたSV-500シリーズでさらにNV5000シリーズに近くなります。SV-50は販売台数も多いマシンです。今でも部品加工から金型加工など精密分野では幅広く多くのユーザーに支持されている1台です。我々もバンバン買い取りしている機械です。

 

この商品は【売約済み】です。


我々はバンバン買取している機械です。
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